日本語は生き残れるか 経済言語学の視点から

著:井上史雄

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    日本語が死語になる?今、母国語は世界の中でどのような地位にあるのか。また外来語の影響などによって、いかに変化していっているか。インターネットから映画タイトルに至るまで、あらゆる分野で国内に侵入してくる英語。さらに、日本経済の衰退、英語第二公用語論の登場などにより、日本語の地位は脅かされている。一方、敬語と文法、カナ・漢字の使い分けの難しさ……日本語そのものにも国際化を阻む要因は数多い。実際、印欧語などと比べて初級到達に三倍の学習時間がかかるなど、世界に冠たる難解な言語であるというデータもある。このような内外の圧力によって、日本語はこのまま絶滅していくのだろうか。本書では、日本語が置かれている現状報告と他言語との比較による難易度の客観的データを通して、その生き残り策を探っていく。「言語の市場価値」などを扱う「経済言語学」という新たな言語学の視点から、日本語の未来を緻密に考察した一冊。

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    • 2015/01/24Posted by ブクログ

      「経済言語学」という考え方を紹介していて興味深い.言語習得に関わる時間はもちろんコストとなる.そして,国際語となる言語は低コストであろう.
      そうみると,日本語のコストは高そうである.ただ,言語はその言...

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    • ネタバレ
      2011/04/23Posted by ブクログ

      この内容にはネタバレが含まれています
    • 2007/08/11Posted by ブクログ

      全ての言語の価値は等しいという言語学の建前を根底から崩して
      今後の日本語の展望を探るというもの。
      ある言語を学習することによって得られる付加価値など
      各言語によって価値と呼べるものがそれぞれ違う。
      ...

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