水滸伝 七 烈火の章

水滸伝 七 烈火の章

北方謙三

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聞煥章(ぶんかんしょう)が宋江(そうこう)の居場所を知った。宋江は太原府の山中に追い込まれ、一万数千の官軍に包囲されてしまう。陶宗旺(とうそうおう)が石積みの罠を仕掛け、攻撃に備える。官軍は包囲網をせばめ、ついに火攻めを開始した。飛竜軍、朱仝(しゅどう)と雷横(らいおう)の兵、さらに林冲(りんちゅう)の騎馬隊が宋江の元へ駆けつけていく。一方、青蓮寺(せいれんじ)は史進(ししん)率いる少華山の殲滅を目論む。その謀略に対して、史進はある決断を下した。北方水滸、動乱の第七巻。

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