終わらない週末

終わらない週末

有馬さつき

6

テーブルに置かれた花束が甘い香りを放ち、部屋は少しずつ芳香に満たされていく。雨の音を聞きながら、トオルが口を開くのをじっと待っていた飯島は、聞き逃してしまいそうなほど小さな声を耳にし、思わず顔を向けた。「僕のこと好きだっていうのはホント?」「ほんとうのことだよ……」――エリート社長秘書が、デザイナーの卵に一目惚れ。難題山積の恋の行方は?

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ジャンル
ボーイズラブ小説
出版社
講談社/文芸
掲載誌/レーベル
講談社電子文庫
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本作品には、一部過激な表現・描写が含まれていますので、ご購入はご自身の判断と責任において行ってください。