日本人の自伝39 長谷川伸 『ある市井の徒』

日本人の自伝39 長谷川伸 『ある市井の徒』

長谷川伸

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長谷川伸は、横浜出身の大衆小説家・劇作家。幼い頃に母と生き別れになり、家業不振のため少年時代から土方等さまざまな仕事を経験。1922年に発表した『天正殺人鬼』が菊池寛に認められ、以後、次々と話題作を発表する。後進の育成にも尽力し、主宰した勉強会には、池波正太郎や西村京太郎らがいた。《ある市井の徒》は、生き別れた母への思慕の念に貫かれており、また、著者が出会ってきた請負師や遊女たちとのエピソードが生き生きと描かれている。

ジャンル
エッセイ
出版社
平凡社
掲載誌/レーベル
日本人の自伝
提供開始日
2012/11/23
ページ数
198ページ

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