日本語表現力が高まる「漢詩」の名句

日本語表現力が高まる「漢詩」の名句

編:漢詩表現研究会

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愛、別、酒、戦、老、国、天、情……。漢詩を知らずして人間は語れず、漢詩なくして美しき日本語なし。有名な漢詩名句を味わいながら、日本語表現へのヒントを紹介した話題の書。―――漢詩は日本人の教養の根幹であるばかりか、豊かな日本語表現の源でもあります。本書は、有名な漢詩名句を味わいながら、日本語表現へのヒントを紹介した話題の書。「歓楽極まりて哀情多し、少壮幾時ぞ老いをいかんせん」は、漢武帝の『秋風辞』。楽しみの陰に忍び寄る悲しみを詠んだ名句ですが、「……極まりて」という表現を使うと「貧窮極まりて愛情深し」などのきりりとした日本語表現ができます。杜甫の名句「明年この会誰か健やかなるを知らん」。来年のこの会に果して誰が健やかに出席できるだろうかと人生のはかなさを表わしたものですが、「……なるを知らん」は「明日この業界、誰か安泰なるを知らん」という日本語表現を産み出します。「花開けば風雨多し」。千武陵「勧酒」の中の名句。皆さんはどんな日本語表現に応用しますか。「赤壁」(趙翼)の名句「一片の山河百戦の場」。戦いの虚しさを謳ったこの漢詩。いかなる日本語表現に発展させますか。

ジャンル
趣味・実用
出版社
主婦の友社
提供開始日
2012/12/07
ページ数
194ページ

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