城 夢想と現実のモニュメント

城 夢想と現実のモニュメント

澁澤龍彦

「おそらく城とは、何よりもまず、専制君主の夢想のための場所なのだ」―自らカステロフィリア(城砦愛好)を認ずる渋沢龍彦の珠玉のエッセイ集。そこでは、ばさら的創造力で安土城を築き上げた織田信長が“戴冠せるアナーキスト”ヘリオガバルスに重ね合され、サド侯爵の秘められた“サディズムの実験室”がラコストにひろがる廃墟のなかに幻視される。

ジャンル
エッセイ
出版社
河出書房新社
掲載誌/レーベル
河出書房新社電子書籍
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