新・平家物語(十四)

吉川英治

715円(税込)

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    平家には、もう明日はなかった。さかまく渦潮におのれの影を見るごとく、壇ノ浦に一門の危機感がみなぎる。寿永4年3月24日の朝、敵味方のどよめきのうちに戦は始まった。単なる海戦ではない。海峡独特の潮相と風位の戦である。潮をあやつり、波に乗るもの、義経か知盛か――。その夜の星影も見ず、平家は波騒(なみさい)に消えた。波の底にも都の候う、との耽美的な一語を残して。

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    • 2019/02/15Posted by ブクログ

      歴史には諸説が付きものだが、吉川作品には諸説を丁寧に紹介するという特徴がある。本巻では壇ノ浦の戦いにおける源義経と梶原景時の先陣争い、義経の腰越状がそれにあたる。

      だが壇ノ浦の戦いで当初不利な戦いを...

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    • 2015/07/17Posted by ブクログ

      義経とひそかに和睦の計画を練っていた時忠の努力も及ばず、壇ノ浦の戦いで平家は敗れ、幼い天皇とともに三種の神器も海の底へと沈んでしまうことになります。

      ところが、最大の功労者であるはずの義経は、勝利の...

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    • 2012/09/21Posted by ブクログ

      ようやく壇ノ浦の戦いが終了し、源平合戦にピリオドが打たれた。と同時に、平家物語という題名にも関わらず、主役は平家一族から源義経にシフト。しかし、それは連戦連勝の大勝利を得た偉大な総大将というよりは、常...

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