死体からのメッセージ　鑑定医の事件簿

一本の毛、一つの血痕が殺人犯を割り出す。首を絞めた紐の跡、胃腸内に残る食物、返り血、下着に付着した精液、頭蓋陥没・・・これら殺人事件の手がかりは、血液型や凶器の特定、被害者の生前の様子を教え、犯人逮捕や判決をも覆す。記憶に残るバラバラ事件や絞殺事件、強姦事件などを通して、医学鑑定のすすめ方や事件のミステリーを描く。著者は日本を代表する鑑定医。

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